乱雑な配線の危険性
LANや電話の配線には信号を送る為に、微弱ですが常に電気が流れています。
初めは大丈夫な場合もありますが、放っておくと障害の原因になります。
早めに発見し、直し、その後使えるようになれば良いのですが、時間が経過してしまうと機械自体に影響を及ぼし、機械自体が壊れて使えなくなってしまう場合があります。
- 電話の場合
- 電話機自本体、もしくは主装置、PBXにまで被害が及ぶ。
- LANの場合
- パソコン本体、HUB、ネットワーク全体の影響も考えられます。
また、配線のショート等の原因で発火し、火事になってしまう場合もあります。
当社が障害対応で見受けられるのが・・・
【通常編】
- プラグが折れてしまって、すぐ抜けてしまい使えなくなってしまっている。
- 机や椅子で配線を踏んでしまってショート、断線等してしまっている。
- お客様がご自分で間違った方法で配線を動かしたり、やり変えてしまっておかしくなった。
【工事編】
- 接続部分を捻り、テープで巻いただけ。
(時間経過とともにテープが剥れ、むき出しになります。) - 配線が乱雑すぎて、障害箇所を特定するのに時間が掛かる。
とくに見えない所はいい加減というのが多いです。 - LANの配線に行き先のラベル等が張っていない為、何処で使っている線か判らない。
- 外国製の粗悪品を使っている為、本来の機能をしていない。
当社も出来る限り安価に出来るよう努力していますが、きちんとした施工を行なうには正規の工具、材料等が必要になります。
しかしながら、近年の材料の高騰等で限度があります。
やはり、安すぎる工事はそれなりだというのが印象です。